“クリスタルビーチを守る会”の想い
石垣島に聳え立つ沖縄県最高峰・於茂登岳(おもとだけ)の豊かな森から流れ出る一本の清流。
その清らかな水が、山から削り出される花崗岩の小さな結晶である水晶(クリスタル)を長い年月をかけてビーチへと運んできたことから、この場所はいつしか「クリスタルビーチ」と呼ばれるようになりました。
山が育んだミネラルは海へと注ぎ、豊かな珊瑚礁を育て、色とりどりの魚たちやウミガメが暮らすかけがえのない生態系を育んでいます。 この奇跡のようなクリスタルビーチの自然は、沖縄県内でも稀に見る秘境感が漂っています。
クリスタルビーチへのアクセスルートは、私有地である農地へのイノシシの侵入を防ぐため数年前にフェンスにより封鎖されていましたが、地元の有志たちが農家のご理解と石垣市役所の了承のもとで新ルートを作り、再びアクセスを可能にしました。
ここに来られる皆様が安全に楽しめるように、またこの地域に住む人々の平穏が脅かされることがないようにという願いを込めて、私たちは活動しています。
ここでは過去に起こった様々な事故やトラブルを教訓に、それらを未然に防ぐための施策としてルール&マナーや注意事項を記載しています。
観光でここに訪れる皆様が、地域住民の環境に配慮し歓迎される訪問者であられることを願ってやみません。
“クリスタルビーチを守る会”
(周辺住民有志一同)
近隣駐車場
川平無料駐車場
現在、クリスタルビーチへの観光客向けの一般駐車場はありません。
県道79号線沿いにある川平無料駐車場をご利用ください。
クリスタルビーチ入口まで、420m(徒歩5分)です。
なお、クリスタルビーチ入口付近は駐車禁止です。
入口付近に駐車された場合は、八重山警察署川平駐在所(TEL: 0980-88-2110)に連絡して厳正に対処いたします。
山原集落には通学する小中学校生もいますので、車は20㎞/h以内で徐行運転してください。


クリスタルビーチへの行き方
近年、閉鎖されていたクリスタルビーチへの旧アクセスルートですが、地元の有志たちが農家のご理解と石垣市役所の了承のもと、守る会のメンバーによって新ルートを開設し、再びビーチへのアクセスを可能にしました。
その新ルート、少しわかりづらいので、道案内の動画(2倍速)でご確認ください。
クリスタルビーチを守る会
ビーチ利用のルールとマナー
各自のゴミは各自で持ち帰る
- ペットボトルなど飲食物の容器、シュノーケル道具、生活ゴミ、産業廃材などの放置・投棄は厳に禁じられています。
- 自分のゴミ以外に善意でビーチクリーンを行ったゴミも、各自が責任を持って持ち帰ってください。周辺住戸のゴミ収集箱への投棄は、厳に謹んでください。
- 周辺住居や宿泊施設・飲食店など営業施設のゴミ収集箱へのゴミ投棄・放置も厳禁です。
ゴミは決してビーチに捨てないよう、ご理解とご協力をお願いいたします。
迷惑駐車の禁止
周辺道路の道幅は狭く、路上駐車があると、農家や宿泊業を生業としている周辺住民の迷惑となるばかりか、ゴミ収集車や工事車両の通行、事故があった際の緊急自動車の通行が妨げられます。
無余地駐車違反は道路交通法第45条第2項により検挙されることもありますので、ルールとマナーを守るようにしてください。
八重山警察署 川平駐在所(TEL: 0980-88-2110)
八重山警察署(TEL: 0980-82-0110)
周辺私有地への立入禁止
クリスタルビーチの周辺はすべて私有地です。私有地に立ち入ること、水道やゴミ収集箱の無断使用は厳禁です。
私有地に入っての休憩や、インターホン(呼び鈴)を鳴らして質問するなどの行為は「迷惑行為」に該当しますので、お控えください。
捕獲・採取・持ち去りの禁止

周辺海域は「西表石垣国立公園」の保護区域に指定されています。自然豊かな石垣島の海は、石垣市民の共有財産です。珊瑚、イソギンチャク、熱帯魚などの自然生物の捕獲・採取・持ち去りは、厳に禁じられています。
珊瑚の保護

クリスタルビーチに限らず石垣島の他のビーチでも、マリンアクティビティ観光客による珊瑚の踏み付けにより、珊瑚の生息地帯が沖へ沖へと後退しています。
海遊びの時に、珊瑚の上を歩かないよう心掛けてください。
生物に餌を与えない

野生生物に餌を与える行為は、生態系のバランスを崩しかねません。
魚や鳥などの生物に餌を与えないでください。
海の知識と安全
危険生物
陸上にはハブなどの危険生物が潜んでいますので充分に注意しましょう。
また、海中ではオニダルマオコゼ、ガンガゼ、ハブクラゲ、カツオノエボシ、ウミヘビ、ゴマモンガラ、サメなどの被害に遭うことありますので、充分な知識を持って入水してください。(リンク: Wikipedia)
珊瑚もクラゲのような毒を持っていて引っかいたりすると2週間から1ヶ月の間、かゆみを伴った腫れが続くことがあります。珊瑚は見るだけにしてください。





写真引用元: Wikipedia
海に入る時の装備
危険生物に遭遇した際の被害を最小にするため、長袖長裾のラッシュガードやウエットスーツ・手袋・マリンシューズなどを着用するなど極力肌を露出しないようにしてください。
また、水中ではシュノーケル・水中メガネ(マスク)・ライフジャケット・足ヒレ(フィン)を着用してください。
特に、ライフジェケットは必須です。またフィンがないと体力を無駄に失うばかりか、危険からの速やかな離脱ができませんので、くれぐれもご留意ください。
離岸流(リーフカレント)
クリスタルビーチは珊瑚礁(リーフ)に囲まれた海特有の一気に沖へと引きずり込まれる強い離岸流(リーフカレント)が発生しやすく、石垣市消防署から遊泳危険海岸に指定されています。
引き潮の時間帯にはリーフ内の海水が沖へ流れ出るため、シュノーケリングポイント付近に離岸流が発生し、観光客が陸に戻らず行方不明となる事故も発生しています。事前に潮位表で安全な時間帯を確認してください。
干潮時にリーフエッジに波が打ち寄せているときは、身体が岩に叩きつけられたり、引き波で海に引き込まれることがありますので、波が立っている日にはリーフエッジに近寄らないでください。
クリスタルビーチの離岸流(オレンジ色の矢印)

<海に入る時の注意点>
- 海に入る時は気象庁のHPを確認してください。「警報」が発令されているときは絶対に遊泳してはいけません。
- 普段でも波の高い日には離岸流(沖に向かう強い潮流)が発生することがあります。
- リーフエッジを超えて波が入ってくるような日には東側のリーフと西側のリーフの境目から北西方向に強い流れが生じ、シュノーケリングや遊泳中の人が沖に流される事故が発生します。
- そのようなときは、流れに逆らわず落ち着いて西側リーフの浅瀬に退避してください。西側リーフは満潮時でも足の着く深さです。
【動画】「10秒で30メートル流される」命に関わる“離岸流”の特性と対処法(琉球放送)
単独遊泳は危険(複数人で行動を)
常駐するライフガードの監視はなく、ビーチに誰もいないことも珍しくありません。
一人で泳ぎに出ると上記危険に遭遇した際に誰も気づかず助けてもらえません。必ず複数人で入水し、常に互いの様子を確認できる範囲内で遊泳してください。
遭難事故には要注意
クリスタルビーチは、完全な自然海岸(監視員・ハブクラゲネットなし)です。
リゾートホテルの管理ビーチとは異なり、ライフセーバーや救急設備が一切ありません。万が一流されたり溺れたりした場合、発見が遅れるリスクが極めて高い場所です。
クリスタルビーチは、過去に遭難事故が発生した海でもあります。何があってもすべて自己責任です。「やめておく勇気」を持ち、安全な範囲で楽しんでください。
緊急時の通報先
緊急時の通報先および警察の電話番号は、以下のとおりです。
| 海上保安庁 (海の事故) | 118 |
|---|---|
| 消防署 (ケガ・急病) | 119 |
| 警察 (事件・事故) | 110 |
| 八重山警察署 川平駐在所 | 0980-88-2110 |
| 八重山警察署 本署 | 0980-82-0110 |
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